昨日5月2日、ニコニコ動画にて Quick Sync Video(IntelのSandyBridge世代から実装されたハードウェア・トランスコーダ)を使用したQSV Pluginが公開されました。AviUtlの作者であるKENくん氏の呟きより得た情報です。

このプラグインは、Intel SandyBridge世代以降のプロセッサと、P67以外のチップセット(映像出力をサポートしているH67、Z68)との組み合わせにより、H.264のハードウェアエンコード・音声とのmuxをしてMP4コンテナとして出力します。

以下がニコニコ動画で公開された映像です。デモでは、1280x720 / 1092フレームの映像を約18秒で出力しています(速度は約60fps)。フィルタの有無、設定などは不明。速度的には入力ソース(WMV)のデコードで頭打ちになっている可能性があり、当方で速度テストをしてみたいものの、P67チップセットユーザーであるため不可です。

設定を見る限り、プロファイルLevelや出力映像レートといった簡単な設定のみであり、お手軽エンコーダといった趣旨はQSVらしいといえます。同ビットレートのx264には敵わないまでも(高ビットレートでは差が埋まると思いますが)、従来のハードウェアエンコーダ(トランスコーダ)よりも若干良い出力画質だという評判もあり、短時間で手軽に出力したい人には注目を浴びそうです。

プラグイン本体は、下記ニコニコ動画リンク先の動画説明文に記載されています。

音声のエンコードは、NeroAAC。mp4コンテナのmuxはMP4Boxを外部バイナリとして使用する模様。

  • リンク
  • AviUtlの出力プラグイン(QuickSyncVideo使用)を作ってみた(ニコニコ動画)
    インテル® クイック・シンク・ビデオ

    6件のコメント

    1. 早速試してみました。なかなかいいですね。
      CyberLink MediaEspresso6.5よりは遅いですがw
      ちょと問題が。POPさんのMP4Boxではエラーが出ます。
      tc2mp4Mod20080617付属のものではエラーは出ませんでした。

      M/BP8H67-V
      CPU 2600K
      OS Win7 64Bit Pro SP1
      以上簡単な報告でした。

      TAMA
    2. >>TAMAさん
      ご報告ありがとうございます。

      MP4Boxは32bit/64bitどちらのバイナリを使い、どの次点でどういったエラーが出るのかわかるとイメージが付くのですが……。

      うーん、やはりZ68なM/B導入も視野に入れた方がいいのかなw

      POP
    3. 説明足らずで御免なさい。
      両方でエラーが出ました。
      Z68ですか。僕もOCしたくなってきたので欲しいです。

      TAMA
    4. この記事とは関係ないことで申し訳ありません。
      aviutlフィルタの順序について質問があります。
      フィールド処理型のインタレース維持アプコンのソース(24fps化済み)に、以下のフィルタを使う場合、どのような順序にすればいいのでしょうか?
      クリッピング&リサイズ
      バンディング低減フィルタMT
      エッジレベル調整
      FIRフィルタ(横縦両方)
      インタレース維持リサイズ2MT
      NL-Meansフィルタ for DX11
      nonlinear sharpen
      prefilter for nonlinear sharpen
      リサイズフィルタ
      スムージングフィルタ
      アンシャープマスクMT
      WarpsharpMT

      エンコードマン
    5. >>エンコードマンさん

      私なら以下の順番にします(そのフィルタを使うか否かは好みの問題として)。

      1. インタレース維持リサイズ2MT
      2. FIRフィルタ(横縦両方)
      3. NL-Meansフィルタ for DX11
      4. スムージングフィルタ
      5. クリッピング&リサイズ
      6. リサイズフィルタ
      7. アンシャープマスクMT
      8. WarpsharpMT
      9. エッジレベル調整
      10. prefilter for nonlinear sharpen
      11. nonlinear sharpen
      12. バンディング低減フィルタMT

      理由
      1と12(最初とラスト)はいかなる理由があっても固定です。
      インタレース維持リサイズを真っ先に実行しないと、フィールドスケーリングを補正できないままフィルタを掛けるハメにあうため、真っ先に実行。
      バンディング低減は出力直前で掛けないと、ディザが変質する可能性があるため、これも最後に固定です。

      2はリンキング(エイリアス)に対して掛けるので、これもリサイズ前に行うのがベストです。リサイズ後に掛ける場合は「エイリアスノイズもリサイズされる」という事を念頭に置く必要があるでしょう。

      3はNRとしてディテールを維持しながら精度良く掛けるなら高解像度のままが推奨です。ただし、速度を優先する場合はリサイズ後に処理するのもありかと。

      4は「何に対してスムージングを掛けるのか」で適用順が異なります。ここでは「入力映像にあるジャギーに対して」という想定です。もしも後段のnonlinear sharpenで発生する可能性があるジャギーであればnonlinear sharpenのあとに適用します。

      5,6はクリッピング後にリサイズという想定の順番です。

      7~9は程度の差こそあれど狙いが似ているフィルタなので、7~9の間においてはあまり順番に拘る必要はないかも。例えば8,7,9順でもかまわないかと。

      10 はnonlinear sharpenの前処理用フィルタなのでここで。やっていることはLPF(ローパスフィルタ)なのですが。

      11 はバンディング低減直前で。理由は、nonlinear sharpenで発生する可能性のあるノイズを次段のバンディング低減で「ごまかす」ためです。出力解像度の映像に補正を込めて使うと思いますので、そういう意味でもバンディング低減直前がベストかと。

      POP

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